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作業療法

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作業療法では,疾患の発症や外傷受傷後早期から開始します.将来の生活を見越し,その時の症状に合わせて,心とからだの基本的な機能の改善を援助するとともに,新たな機能低下を予防し,「その人らしい」生活の獲得を目標にします.対象は,脳血管疾患(脳梗塞,脳出血,くも膜下出血など),整形外科疾患(骨折や神経損傷などの手外科疾患や頚髄損傷など),神経難病(パーキンソン病,多発神経炎など),内部疾患(呼吸器疾患,がんなど)の患者さんです.
基本的な動作能力である運動機能や感覚機能については,主に上肢機能の回復を促し,「生活する手」の能力獲得を目指しています。また,応用的な動作能力では疾患や外傷後であっても「自分で食事を取りたい」「トイレは自分で済ませたい」という患者さんの希望に対し,実際の食事場面やトイレでの練習により,自分でする「作業」を通じてその人らしい生活を目指します.また,退院後の生活に対しては,キッチンにて実際に調理練習を行い,入浴も浴槽を使って動作練習を行うなど実践形式での動作場面を評価し,アドバイスを行います.

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