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小児リハビリ
多職種によるチーム医療
当院は大学病院では数少ないPT、OT、STの小児専門チームで運動・認知・コミュニケーションの発達をトータルでアプローチしています。特に埼玉県近郊のNICU退院直後のお子さんや地域療育でフォローしきれない就学後のお子さんのリハビリを行うなど、地域のニーズに合わせたリハビリを提供することを目指しています。
乳幼児対象の短期入院プログラム「わかば」では、親子で2週間入院いただきリハビリを集中して行います。遊びや探索行動の基礎となる、座る、歩くといった運動を促し、遊びを通して手の使い方やコミュニケーションが発達することをご両親に実感していただきます。さらに管理栄養士と共にSTが中心となって哺乳や離乳食の摂食嚥下練習も行っています。
外来では、装具・バギー・車椅子・電動車椅子・座位保持装置・姿勢保持装置・歩行器などが必要なお子さんには、環境、成長対応、2次障害に考慮し、個々にあった補装具作成を心がけています。STを中心に 就学前後のお子さんを対象に学習障害に対する支援に力を入れています。姿勢、書字、視覚認知、読み書き、ワーキングメモリーなどへチームでアプローチする新しい学習支援に挑戦しています。希少疾患や医療ケアが必要なお子さんへの対応も行います。
特に脊髄性筋萎縮症(SMA)に対し、その特殊性を踏まえ、運動機能の向上のみならず、ADLやQOLの向上に向けて、長期的な方針をもち積極的に介入しています(担当者:長谷川三希子)。
お困りの方やご関心のある方は、まず医療連携室にお問い合わせください。
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